インタビュー

橋岡訪問鍼灸院の魅力について、野球解説者の八木裕氏をインタビュアーに迎え、院長がお話します。

橋岡訪問鍼灸院 院長 橋岡隆雄 × インタビュアー 野球解説者 八木裕

心と身体を共にケア笑顔を生む訪問型鍼灸院

八木 大阪府堺市で、鍼灸の訪問施術・リハビリを手がける橋岡訪問鍼灸院さん。橋岡院長が施術に取り組む際の心構えをお聞かせいただけますか。

橋岡 当院のモットーは「周りのみんなを幸せにする」です。健康を通じて関わった方が幸せに感じる時間を増やせるよう、その心身の両方を支えられるパートナーになるために、しっかりとご対応していきます。

八木 訪問型にこだわっておられる理由についても、お聞きしたいです。

橋岡 もともと私は、関西でトップクラスの来院数を誇る人気整骨院で働いていました。あるとき、その整骨院が訪問施術も始めるようになったのです。ただ、それは長年通われている方が来院できなくなった場合など、あくまでも例外的な対応として。私はそのときに感じました。院内にいると、来院されている大勢の方のことを同時に考えながら施術しなければならないけれど、訪問ならご自宅にお邪魔している時間は、目の前の1人だけに向き合うことができる。私の場合はそのほうが、より良い施術をご提供できると気付いたんです。

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八木 そもそも一人暮らしのお年寄りが体調を崩すと、通院も難しくなってしまいます。訪問していただけるなら、ご自宅にいながら体調を整えて生活の質を上げることができるし、皆さんに喜んでいただけますね。橋岡院長は依頼者のお宅を訪ねるとき、どのようなことを心がけていらっしゃるのでしょうか。

橋岡 ヒアリングを大切にしています。当院に依頼される方の中には、ご本人がホームページなどで私の存在を知り連絡をくださる場合があるんです。このときは期待にお応えするためにも、何に困り、何を望んでいらっしゃるのかを詳しくお聞きしてから施術を始めますね。また、ご本人ではなくご家族やケアマネージャーさんなど、周囲の方が依頼してくださった場合は、施術を受けるご本人の緊張を解き、私を受け入れていただくためにも、その方が生きてきた背景や心の面も重視して接するよう心がけています。

八木 自宅に人を呼ぶのは、どうしても不安がつきものです。特に鍼灸施術は身体を触るので、受け入れてもらわないと効果も下がってしまうでしょう。橋岡院長が気遣いで皆さんの心を開き、最善の施術に取り組んでいることがよくわかりますよ。評判もいいのでしょうね。

橋岡 ありがとうございます。私は、「個人で運営している当院をわざわざ選んでいただいた」という思いがあるので、自分のことを“商品”だと思って取り組んでおり、評価はあくまでも施術を受けられた方がするものだと考えています。そんな中で、嬉しいことに多くの方に「ありがとう」とか「もうあきらめていたけれど、橋岡院長のおかげで体調が良くなった」といったお言葉をいただくんですよ。身体が良くなれば未来に希望を持つことができて、心も明るくなるもの。ありがとうと言っていただけるのは嬉しいですし、こちらも元気をいただけます。もっと大勢の方の期待にお応えしていけるようにしていきたいですね。

八木 橋岡院長の優しい人柄は何よりの強みですし、ますます多くの方の心と身体をケアしていただきたいですね。そのための取り組みとして、どのようなチャレンジをお考えですか。

インタビューの様子の写真

橋岡 私の施術は鍼灸師として東洋医学を取り入れている点に独自性があるんですよ。実は東洋医学って昔から日本になじみがありまして、例えば“気”。「病は気から」「元気」「雰囲気」など、目には見えないもの— ここに対してアプローチしていきます。西洋医学は「心と身体は別のもの」と考えますが、東洋医学では心と身体は一つで心が病めば身体も病むと考えるので、施術方法もより幅広くなります。これまでの経験や知識を、実際の施術だけでなく日常生活にも落とし込み、さまざまな面からアプローチをしています。それは健康寿命を増進するためのチャレンジです。

八木 そうしたお考えを、一人でも多くの方に広めていただきたいです。

橋岡 もちろんです。今は年齢が同じお年寄りでも、元気な方とそうでない方の差が広まるばかり。それは生活習慣や意識の持ち方、さらに健康に関する情報の受け取り方に差があるからと言えるでしょう。ですから、身体に不調を抱えるご本人だけでなく、ご家族、ヘルパーさんやケアマネージャーさんなど同じ思いを抱える方々とネットワークをつくり、少しでも健康寿命を延ばすためのヒントになる情報を発信していきたいですね。

握手をしている写真

「仕事を楽しむ」とは · ·

自分の心に従って好きなことをする。やるべきことを好きになる、好きこそものの上手なれ、です。壁にぶつかっても、工夫して乗り越えようと、好きなことであれば次のステージに行くために勝手に身体が動きますね。
(橋岡隆雄)

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